最初の一歩は、たった1週間の短期留学
「英語が話せるようになりたい!」
私がそう思って英語の学び直しを始めたのは、20代後半の頃でした。
それまでの私は、学生時代から勉強が好きだったわけでもなく、仕事はアパレル業界だったので英語を使う機会なんかはほぼありませんでした。
「英語が話せる人」というと、幼少期から英語を習っていたり、海外の大学を出ていたり、20代前半でワーホリに行っていたり…というイメージがあったので、
「もう20代後半じゃ遅いかな〜…」
なんて思いながらも、とりあえず中学英語のテキストを買ってみたり、カフェで英会話を教えてもらったりと、少しずつ英語学習を始めてみました。
が、勉強しているのに実際に外国人を目の前にすると、まっっったく話せない。
道で英語話者の方に話しかけられれば、緊張して頭は真っ白。覚えたはずの英語も全部どこかへ飛んでいく。
「勉強してるのに、なんでこんなに話せないんだ…⁈」
そんな時に少しずつ考えるようになったのが、留学して、海外で実際に英語を使って生活してみることでした。
とはいえ、いきなり仕事を辞めて何か月も海外へ行く決断ができたわけではありません。
実際、私の留学は7ヶ月のマルタの前に、もっともっと小さなところから始まりました。
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いきなり仕事を辞めて留学したわけではなかった
最初は夏休みを使ったハワイでの短期留学

英語の学び直しを始め、「海外留学」に興味を持ち始めた頃「そもそも留学ってどんな感じなのだろう?」と思った私は、仕事の夏休みを利用して10日間ハワイへ行き、そのうち約1週間、語学学校へ通いました。
もちろん、たった1週間で突然英語が上達するわけもなく、ペラペラになるなんてわけはありません。
でも、この時の経験はその後の私にとって、かなり大きなものとなったのです。
語学学校で出会った日本人の中に、私と同年代で、すでにアメリカ本土への留学経験がある女性がいました。
彼女が外国人と流暢に英語で会話している姿を見て、
「かっこいいぃぃ……!私も絶対こうなりたい!」
と強烈に思ったのです。
しかも、その時彼女から教えてもらった英語学習についてのアドバイスの中には、今、私が英語コーチとして生徒さんにお伝えしていることもあります。
英語力そのものが伸びた1週間ではなかったけれど、その後の英語学習を続ける理由をもらえた1週間でした。
マルタ留学の前年には沖縄で2泊3日のホームステイ

そしてマルタへ海外留学をする前年には、沖縄で2泊3日の国内留学も経験しました。
米軍基地に住むご夫婦のお宅にホームステイをして、「外国の方と一緒に生活するってどんな感じなんだろう?」を体験してみたかったからです。
結果はというと……
これまた驚くほど、全っ然喋れませんでした。笑
けれどとても優しく明るいご夫婦で、一緒に飲みに行ったり、ゲームをしたり、コミュニケーションが完璧に取れなくても楽しい時間を過ごすことはできました。
同時に、
「もっと話したいのに、言いたいことが言えない」
という悔しさも強烈に感じ、
「絶対、英語を話せるようになって帰ってくるぞ!」
という気持ちがさらに強くなったのです。
短期留学でも、英語力以外に得られるものがある
ハワイの1週間でも、沖縄の2泊3日でも、私の英語力が目に見えて伸びたわけではありません。
それでも私は、どちらも行って本当に良かったと思っています。
短期間でも良いので一度留学を体験してみると、一人で英語を勉強しているだけでは得られない、
「英語が話せたら、こんなふうに人とつながれるんだ」
という実感と、
「話したいのに話せない。悔しい!」
という気持ちの両方を経験できます。
私はこの「喋れなくて、伝わらなくて悔しい」という気持ちは、語学学習をする上でとても大切だと思っています。
自分に足りないものが何なのかがリアルに分かるからこそ、「もっと勉強したい」「次は話せるようになりたい」というエネルギーになってくれます。
現在、英語コーチとして生徒さんと接する中でも、海外より気軽にいける国内での留学などの短期間でも、英語環境に飛び込んでみることをおすすめすることがあります。
実際に国内留学を経験された生徒さんからも、
「普段一人で勉強しているだけでは得られない経験ができた」
「もっと勉強したいというモチベーションが上がった」
という感想を聞きました。
だから私は、留学の価値は「何ヶ月行ったのか」や「どれだけ英語力が伸びたか」だけではないと思います。
そして32歳で仕事を辞め、マルタへ

そんな小さな経験を重ねた後、32歳になった私は、5年間勤めた大好きだった仕事を辞めてマルタへ語学留学することを決めました。
とはいえ、不安がなかったわけではなく、むしろ不安だらけ!
「本当に英語を話せるようになるのか?ならなかったらカッコ悪くない…?」
「帰国した時、32歳で再就職できるのだろうか…」
そんなことを考えながらマルタへ向かいました。
一応日本で少しは勉強してきたし「簡単な日常会話くらいなら何とかなるんじゃないの〜」と思っていたのですが、実際に現地で外国の人たちを目の前にすると、
やっぱり頭は真っ白になって喋れない!笑
頭に英文が浮かんでも自信がなくて口から出てこない。
レベル分けされた同じクラスには日本人のほか、南米や中東・北アフリカなど、いろいろな国から来た学生たちがいました。
そして日本人以外のクラスメイトたちは、まぁ先生とよく喋る。
「え、なんでキミタチ同じクラスなん?めっちゃペラペラじゃないのよ」
と、さらに不安になりました。
当初は3か月の予定だったマルタ留学。
ところが2か月経っても「話せるようになった」という実感がなく、まず1か月延長しました。
そして3か月が経った頃も、やっぱり大して話せるようになった気がしない。
「ヤバい。このままじゃ“留学したのに全然喋れない人”のまま日本に帰ることになる……」
と焦っていた時、あることに気づきました。
授業ではあんなに積極的に話していた南米のクラスメイトたちとメッセージをしてみたら、
「え、文法めちゃくちゃすぎて何言ってるか分からん」
ということがあったのです。
そこで初めて、
「もしかして、喋っている時も完璧な英語を使っているわけじゃない?」
「間違っていても、とりあえず口に出しているから先生たちとコミュニケーションが成立しているのでは?」
と気づきました。
それまでの私は、学校英語で「間違えないこと」を意識してきたこともあって、無意識に
「正しい文法で話さなきゃ」「発音を間違えたら恥ずかしい」「変な英語を言ったらどうしよう」
…と考えすぎて口から英語を出すことが全然出来ていませんでした。
でも、コミュニケーションって、まず言葉を発しないと始まらない。
伝わるかどうかだって、言ってみなければ分からない。
そこから私は、間違えることよりも、まず伝えようとすることを意識するようになりました。
(とはいえ、それも最初は難しいことなので、私の場合お酒を飲んでシャイさを取っ払って喋ってました。笑)
そして「このまま帰りたくない!」とさらに滞在を延長。
途中で語学学校のインターンシップにも挑戦し、最終的に当初3か月だった予定は7か月になりました。
インターンでは人生初の英語面接を経験し、日本から来た学生たちのアテンドや通訳をする機会もありました。
もちろん、7ヶ月いれば完璧な英語が話せるようになった、というわけではありません。とりあえず英語を話す度胸だけは身につけて帰れた感じです。
それでも、マルタへ来たばかりの頃の「間違えるのが怖くて口から英語が出てこない私」と、帰国する頃の私の英語は大きく変わっていました。
留学で変わったのは、英語力だけではなかった

私にとってマルタ留学で得たものは、英語力そのものだけではなかったです。
マルタでは、ヨーロッパ、南米、中東、北アフリカ、韓国など、本当にさまざまな国から来た人たちと出会いました。
一緒に勉強して、遊んで、飲みに行って、時には恋もしたりして…⁈
(ちなみに欧米の男子たちからは全くモテませんでした泣)
それまで日本の中で生きてきた私にとって当たり前だった価値観が、世界では全然当たり前ではないことを知り、そして何より、
「英語を話すのは怖くない、楽しい!」
と思えるようになりました。
そしてその2年後、今度は仕事を決めて、私はフィリピンへ単身移住することになります。
もしあの時、「もう30代になるし、留学なんて遅いよね…」と諦めていたら、今の私の人生は、かなり違うものになっていたと思います。
いきなり長期留学じゃなくてもいい
仕事を辞めて長期で海外に滞在するというのは誰でもできる決断ではないですし、帰国後のことを考えるとリスクもあります。
私自身、最初の一歩はハワイでの約1週間の語学学校、その次は沖縄でたった2泊3日のホームステイ。
けれど、そこから少しずつ「もっと英語の勉強をやってみたい」という気持ちが大きくなり、最終的にマルタ留学を決断しました。
「留学=仕事を辞めて何か月も海外へ行くこと」
ではなく、まずは仕事の休みを利用して超短期でも海外、もしくは国内で英語を使用しなければならない環境に身を置いてみる。
自分にはどんな留学ができるのか、合っているのかを相談してみる。
そんな小さな一歩でも、英語学習への向き合い方は少しずつでも必ず変わっていきます…!
むしろ、私もそうでしたが「海外生活が自分に合うか分からない」「英語が全然話せないから怖い」という人こそ、いきなり大きな決断をする前に、小さく体験してみるのはお勧めです。
国内・海外から選べるU-GAKU
そんな「まずは一歩踏み出してみたい」という方の選択肢の一つとして、U-GAKUという留学サービスがあります。
U-GAKUでは、国内の沖縄・ニセコ、海外のセブ・マルタから留学先を選ぶことができます。
私自身、マルタ留学を経験していますし、本格的な海外留学の前に沖縄で国内留学を経験しました。
またその後、フィリピンへ移住した経験からも、海外留学だけでなく国内留学や比較的日本から近いフィリピンなど、今の自分の状況に合わせて「まず英語環境に入ってみる」という選択肢があるというのはいいなと思います。
「留学してみたいけど、仕事を辞めるほどの決心はついていない」
「いきなり数か月の海外生活は不安」
「そもそも自分には国内と海外、どちらが合っているんだろう?」
そんな段階なら、まず無料相談で自分にどんな選択肢があるのか聞いてみるのも一つだと思います。

※私はU-GAKUを利用して留学したわけではありません。この記事では、私自身の留学経験をもとに、現在利用できる留学サービスの一つとしてご紹介しています。
語学留学に年齢制限はない
私は英語コーチとして20代から70代まで、さまざまな年代の方の英語学習のサポートを行なってきました。
その中で改めて自身の経験と合わせて感じるのは、
語学学習を始めるのに「もう遅い」という年齢はない
ということです。
20代後半だった私は「もう若くないしな」と思っていました。
32歳でマルタへ行った時も、「今さら留学して遅いかな」と思っていました。
でも今振り返ると、20代後半も30代前半もめちゃくちゃ若かった…笑
きっと人間って何歳になっても、自分より若い人を見て「もう歳だし、今からじゃ遅いかも」と思ってしまうものなのかもしれませんね。もったいない…!
もちろん、年齢や仕事、家族、予算などによって、できる留学の形は変わります。
だからこそ、20代の人と同じ留学をする必要もないと思っています。
2泊3日でもいいし、1週間でもいい。そして国内でもいい。
そして、相談した結果「今は行かない」と決めてもいい。
大切なのは、「もう遅いから」という理由だけで、留学してみたいという気持ちを最初から諦めないことだと思ってます。
私自身、最初の1週間の短期留学では英語が話せるようには全くなりませんでしたが、そこで出会った人を見て「私もこうなりたい」と思ったことが、その後のマルタ留学につながり、フィリピン移住につながり、今では英語学習を教える仕事にもつながっています。
たった数日、たった1週間の経験が、その後の人生を動かすきっかけになることもあります。
もし今、
「留学してみたいけど、年齢が気になる」
「英語が話せないのに行って意味あるのかな」
「仕事を辞めるほどの勇気はない」
などと迷っているなら、まずは、自分にはどんな選択肢があるのかを知るところから、ぜひ始めてみて下さいね…!
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