学生時代は進学校に入れてもらったにも関わらず勉強を好きになれず、大学卒業後はアパレル業界へ。
まっったく英語を使用しないまま20代も後半に差し掛かろうとした時
「ワタシも英語を話せる様になりたい…!」
と思い立ち、32歳にしてマルタ島へ7ヶ月の語学留学へ。
その後フィリピンへ移住し、人に英語の勉強法を教える「英語コーチ」にまでなれた、ズボラなわたくしの英語勉強法について僭越ながら紹介します。
とにかく話せる様になりたい…!
今は英語コーチとして「第二言語習得論」に沿って受講者さんには英語の勉強法を指導していますが、ワタシの英語の再・学習方法は、何も理論にのっとっていません。
そのため、今振り返ると「もっとこうしておくべきだったな…」という点はもちろんあります…。
ただ、何よりもSpeakingが出来る様になりたい!と思っていたのと、座学の勉強が苦手だったので、その様な方には参考になるかと思います。
独学で英文法などを勉強
まずはよく聞く「中学英文法で英会話」的なテキストを買ってみよう!と購入。しかし中々面白くない。結局やったのは最初の数ページのみ…
でも最初の英文法学び直しは大事でした。しかし1人でテキストに向かうのはしんどいタイプの自分…
現在コーチングで初心者さんに勧めているテキストは「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」
英語を話す機会を探しまくる
英会話カフェで英語話者の方と1時間レッスンをしてもらったり、友人の住むInternational Share Houseに住む、日本語が流暢なノルウェー人と飲みに行ったりと英語を話す機会を探しました。
そして最後は語学留学を決めた留学エージェントにて、留学に旅立つまで英会話レッスンを行ってくれていたので参加してましたが、日本人6人位vsカナダ人の先生、日本在住で日本語も流暢。
そんなわけで、どれもこれも、ほとんど日本語で話してた記憶…
とりあえず英語で話そう!と思ったところでInputが足りなくて話せない。
ただ、non-Japaneseと接する事には慣れていけたのは良かったかと。
そして、いよいよマルタ島に語学留学へ。
留学して感じた英語力
英会話レッスンも受けてたし、なんとかなるやろ〜と意気込んで留学に旅立ったものの、
レベルチェックテストでは真ん中位のLow-intermediatクラスに入れたものの、
クラス8人位の中、日本人3人は全・然っ 授業中に話せない。
同じクラスの南米やアラビックの子達はどんどん先生に話しかけたり質問に答えたりしているため、
「え、この子達めっちゃ喋れるじゃん、なんで同じクラスなの…⁈」
と思った気持ちは忘れられない記憶…。
しかし、その後仲良くなったクラスメイト達とメッセージのやり取りをしてみたところ、まじで、何言ってるか分からないレベルで文法がめちゃくちゃ…!
「え、ということは…こんな文法でも、この子達は積極的に喋って、先生と会話出来ていたのか…‼️」
という、当時衝撃の事実。
日本人にありがちな、教育のせいだろう「間違ってたらいけない、恥ずかしい」という思いから、話せない。でもコミュニケーションを取る上でまず大事なことは、単語でもいいから口に出して伝える勇気だなと知った留学当初。
シャイさを忘れるために飲みに行く
そうはいっても日本で30年以上過ごした日本人。
やはり間違うことを恐れて積極的には英語を発せない…
ということで、仲良くなった同じ学校の子達と飲みに行く。
そして酔っ払うことで「間違ってないかな?」とか恐れる気持ちは忘れて英語を話す…!相手も酔っ払ってるから、余計考えなくて済むというメリット大。
結果的にワタシはこの方法で英語が話せる様になったといっても過言ではありません。ww
夜は英語が喋れるようになるwith酒。そして日中学校に行くと話せない…という日々を繰り返していったら、少しづつ日中も話せるようになったのでした。
これは海外にいなくても、今はMeetupやLanguage ExchangeのAppなどで気軽に日本に住むEnglish Speakerと出会えて飲みにいくことが出来る現在の為(2人の場合は酔い過ぎない様に注意…)日本にいても十分実行できる方法になっております。
Speakingする勇気をつけて帰国
そんなこんなで7ヶ月の留学を終え(飲みに行ったのか?)なんとかSpeakingをする勇気を得て帰国。
飲みに行って会話を繰り返したことで相手の話を聞く事になるので、段々とリスニングにも慣れていった為、相手が話してて「このフレーズいいね!」や「これ自分も使ってみたいい!」みたいな言い回しを真似して使ったりと。
語学はimitate・真似する事がとっても重要と知ったので、その後もひたすら時には「かっこつけて」真似を繰り返していったのでした。
英語学習リスタートのまとめ
つらつらと書いてきましたが、少々のInputをしてから飲みに行ってシャイさを取っ払って英語をnon-Japanese達と話すというのが自分にとって1番効果的な方法でした。お酒好きな方には非常におすすめな方法。
ただし、正しい英文法も基礎の単語もすっ飛ばしましたので、今チャットでの文章やり取りや仕事でのemail作成などでは苦労をすることになるのです。
最初に基礎のInputやり直しはしっかり行うべき…!と英語のコーチングでは言っております…!